【タイトル】

ある雨の日の不思議

【本文】

この頃は、雨の日が多く、保育室の遊びになりがちですが、 この雨の日を活用し、戸外で新たな気付きを見付けるものよいのではと思いました。   はじめは、年中組の一人の子と、雨漏りの様子や、バケツにたまる水を見ていたのですが、 他の子がきて、ビオトープの植物はどうなっているのかを見てみたいと言いました。 見にいくと、雨の中の植物はまた違う表情でした。 そして、その姿を見た他のこどもたちも、どんどん保育室から靴を履き替えて出てきます。   また、園庭は、雨の画用紙のようで、そこにつく足跡に気付き、さらに走り回る子も。 長靴で絵を描き始める子もいます。靴を地面に滑らせると、一瞬、水が消え、その次の瞬間にじわじわと地面から水が湧き出してくる。そのような地面の仕組みが不思議なようでした。 日頃は、砂場でも遊んでいますが、このような現象も不思議なようです。 水と土との関係にも、何気なくですが、気付いていくのでは思います。   雨の日の不思議を感じた一時でした。 雨の面白さ、不思議さ、そして恐ろしさ、地面や土のもろさ、などを、知っていくのかもしれません。              


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