【タイトル】
「!」と「?」がいっぱい ひまわり組【本文】
5月上旬に、幼虫が「チョウかガ」になったら教えることを教育長先生と約束していたひまわり組。 幼虫が蛹になり、ついに成虫になり、ツマグロヒョウモンであることが分かりました! 早速教育長先生に教えようということになり、ツマグロヒョウモンを囲んでひまわり会議を開くと、たくさんの「?」、「!」が出てきました。 「赤いのがついているよ、何だろう?」 「血じゃない?」「めんえきだよ」 「鼻水が出たんだ」「鼻水じゃなくて鼻血だ」と、赤い液体を不思議に思ったり、 「ストローみたいなものがあるよ」 「それで蜜を吸うのかな」「花の蜜だよね」と、ストロー状のものについて考えたりしていました。 また、「目が大きいよね」「ほんとだ、大きい!」と、目の大きさについても「!」「?」を発見! 「しっかり見える」「場所が大きく見える」「もっと大きく見える、何かなって」 「危ないものがあるか大きい目で見える」「何かなーって見て、頭で考える」 「花か葉っぱか見分ける」「カラスに見つかると食べられちゃう、だからすぐに逃げられるように」 「花がどこにあるか見るため、花の蜜を吸える」「好きな花が分かるように」 などと、自分たちで様々な考えを巡らせていました。 そして、「ツマグロヒョウモン」であったことを教えるとともに、その「!」や「?」を、オンラインで直接教育長先生とお話できることになりました。 オンラインでのやり取りでは、 ○ ツマグロヒョウモンの名前は、動物のヒョウが由来である ○ 赤い液体は、成虫になるチョウにとっていらないもの ○ ストローは、チョウの口で、虫によってさまざまな口の形がある ○ 小さな目がたくさん集まって大きな目になっている、そして、小さな目も持っている虫もいる など、写真を交えながら教えていただいたので、こどもたちのたくさんの「?」が「!」になっていきました。 こどもたちは、たくさんの「?」、「!」を発見し、タブレットを使って、写真を撮ることにして、また教育長先生に教えることへの期待も高まりました。 自然との関わりを通して、感動したり、気付いたり、季節による変化を感じ取ったりする体験は、自然に対する畏敬の念、親しみ、愛情を育てるばかりでなく、科学的、数学的な見方や考え方の芽生えを培う基礎となるものです。その原体験となる場面を多く生み出せるよう、環境の構成を工夫したり、援助したりしていきます。 年長・ひまわり組担任より【添付ファイル】
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