【タイトル】
いろんな遊び、楽しいね!ふたば組【本文】
やりたい遊びを楽しむ中で、いろいろな用具を自分の好きなものに見立てたり、イメージを膨らませながら遊ぶことを楽しんでいるふたば組。今回は、最近のふたば組の遊びの様子をお伝えします。 テラスの斜面を活かして、ドングリを転がしているこどもたち。 ドングリを転がした先には、横に倒した三角コーンがありました。コーンには名前があり、「コーンちゃん」だそうです。横にすることで、見える三角コーンの空洞を、口に見立てていたようです。 コーンちゃんにドングリのご飯をあげているようですが、なかなかうまく入らない… 「これを使ったら、ドングリがコーンに入るかな」と思い、教師が遊びの場の近くに、長い竹をそっと置いてみると、「あっ!」と何かひらめいたこどもたち。 巧技台の蓋や、園庭の遊具などを使って、コーンちゃんの口にドングリを転がし入れることに成功しました。 こどもたちが考えながら遊びに夢中になっていく瞬間に出会えた場面でした。 そして、同じような遊具ですが、ある時にはアイドルのステージにもなっていました。 こどもたちの周りの置かれている三角コーンが、カラフルなステージ照明に見えますね。 絵本を読んで、絵本の登場人物になりきって動いたり、繰り返し出てくるリズミカルな言葉を言ったりと、「お話ごっこ」も好きなふたば組。 以前、クラスで「おおきなカブ」の絵本を読んで、「うんとこしょ、どっこいしょ」とみんなで掛け声をしながら、カブを抜く遊びをしました。そのためか、本物のカブにも関心を寄せています。 「今日、カブさんにお水あげるの忘れてた」「のどかわいちゃう」「見て!大きくなってる」と、カブを思いやる姿や、生長していることに気付いて驚いている姿がありました。 そしてまた別の日、「3びきのヤギのがらがらどん」という絵本を読んだ後に、登場人物のヤギのお面や、お話に出てくる橋に見立てた積み木を置いておくと… 絵本の中では「トロル」という怪物が、橋を渡ろうとしているヤギを食べようとするのですが、ふたば組では、ヤギだけでなく、電車の運転手や、プリキュアなど、自分がなりきっている好きなもので橋を渡りに来て、いろいろな技でトロルをやっつけていました。 自分が「好きな」、「やりたい」ものになりきる自由感や、トロルとの言葉の掛け合いが面白かったようで、橋を渡る場面を、何度も楽しんでいました。 一人一人がやりたい遊びを楽しむ中で、斜め上の発想やひらめきで遊ぶこどもたちには、いつも驚かされています。そんなこどもたちの楽しいアイデアに、教師も仲間になって遊び、「次はこんな風にしたら楽しそうじゃない!?」と遊びがもっと面白くなるように援助していきたいと思います。【添付ファイル】
この記事に添付ファイルはありません。