【タイトル】
園長あいさつ【本文】
★つながりを大切にする幼稚園★ 園長 神谷 美和子 江東区の扇橋3丁目にある「つばめ幼稚園」。周囲は車通りが少なく、静かで陽当たりのよい幼稚園です。近くには小名木川があり、川を覗いてみると大きな魚がゆうゆうと泳ぎ、川沿いには様々な野原の草が美しい遊歩道があります。 幼少期に友達とオタマジャクシを見付けたり、トンボを追いかけたりしながら育ってきた私にとって、身近にこのような風景があるとほっとします。そんな素敵な地域にあるつばめ幼稚園で、こどもたち、保護者や地域の方とつながりながら、よりよい幼児期の教育環境をつくっていきたいと願っています。何卒よろしくお願い申し上げます。 ○こどもたちには、「安心・安全な幼稚園」を基盤とし、「未来を見据えた力を育む保育」を目指します。「考えようとする意欲」「創意工夫する力」などを他者との関わりの中で育んでいきます。 ・今後、様々なことが、AIに置き変わっていく時代。画面を通して学ぶことも増えるでしょう。だからこそ、幼児期は触ったり匂いを感じたりする実体験が大切です。実物に触れ、温度、硬さ、もろさなどの感触を知っておくことが必要です。「虫は強く握ると死んでしまう」「砂が混ざった土は崩れやすい」など、幼少期の実体験が、これからの学びの基盤となります。そうしておくことで、パソコンの画面の映像をみた時に、過去に直接触れた経験を思い浮かべながら学習することができるでしょう。 ・自然と十分に関わり、身近な自然への愛着、畏敬の念をこどもたちと考えます。体を動かす時は心の動き(楽しさ、挑戦、達成感、粘り強さなど)をともなって育みます。音楽的、造形的、言語表現など、様々な表現遊びを通しては、一人一人の豊かなイメージを大切にすること、さらに友達とアイデアを伝え合いながら一緒に創りあげる喜びを感じることなどを大切にします。 ・将来、今よりも世界中の人と心を通わせる日がくるでしょう。そんな時に、自分の考えを伝えながら、相手の考えやまた他国の文化なども尊重できるようにと願います。 ○一人一人のこどもの持ち味や個性を尊重し、「自分も、他者も大切にできる子」になるよう、人と心を通わす経験を大切にします ・集団生活や社会の中で、その人の「持ち味」を生かしながら支え合うことができるように。人は弱さもあれば失敗することもあります。こどもたちには、様々な感情体験(楽しさ、嬉しさ、悔しさ、悲しさ、辛さなど)を人との関わりの中で体験できるようにします。そして、信頼関係と、助け合える雰囲気が大切だと思っています。 ・自分がよいと思うことでも、他の人にとっては困ったり、悲しい思いをしたりすることもあります。「思いやり」は、みんなが幸せを感じるために、大切にしたい「合い言葉」です。 私は、これまで様々な園で、多くのこどもたちや保護者の方、地域の方と出会いました。出会いから学んだ全ての価値ある経験を、つばめ幼稚園のこどもたち、そして地域のこどもたちに生かしていきます。さらに、幼児期は生涯の人格形成の基盤です。幼稚園生活の2年間を、保護者の方とつながりながら充実した日々にしていきたいと願います。 ★★かんがるーひろば・ジャンプクラスへのお誘い★★ 江東区立つばめ幼稚園は、2年保育の幼稚園です。「3年保育・預かり保育の園」への移行を望みつつ、どの年齢でも通える「かんがるーひろば」の他に、「ジャンプクラス」、つまり「プレ幼稚園」のクラスを開設しています。3歳の時期を「ジャンプクラス」で過ごし、4月から入園していただくと、園生活のスタートがさらにスムーズになると考えます。(もちろん、「ジャンプクラス」に入っていなくてもご心配なく!)「ジャンプクラス」は、「主任」と「園長」が先生になり、活動内容を張り切って考えています!保護者の方同士の出会いを含めて、園の雰囲気を体験できる時間になればよいですね。一度、体験をかねていらしてください! ★★コラム「園長のささやき」もご覧ください★★ ホームページ内の「園長のささやき」のページもご覧ください。日々、こどもたちから驚くことがたくさんあります。こどもたちと共に学んでいることを、ささやいていきたいと思います。保護者の方には、「こどもって、こんなことに気付いているんだな。面白がっているんだな」ということが伝わると嬉しいです。お子さんとの日々の会話のヒントにしてください。【添付ファイル】
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